225先物「ハチロク」の裏話~身動きの取りにくい相場続く

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

執筆は8日に行っているので9日の北朝鮮の「建国記念日」に何か挑発的なことを行うのかどうか判明していないが相場は「北朝鮮リスク」がかなり重しとなり積極的に動きづらい展開となっている。
軍事評論家ではないので詳しくはわからないが米国を嫌う中国、露が協力的でないことが最大の問題である。
混乱に乗じて世界の覇者を目論む両国は米国の隙を伺っているようにしか見えない。北朝鮮を後ろで操り世界を混乱に導いているのはこの両国である。軍事衝突のリスクは低いと思われるが平和に収めるには両国が真剣に介入しないと難しいと思う。
相場はこのリスクをかなり意識し上値の重たい転換が続いている。外国人投資家の日本株売りは6週連続で漸く終わり先週は873億円の買い越しに転じたようである。
売りたい投資家のポジション調整はほぼ終了し下値固めの展開を期待したいところである。現物と先物で約140円配当分で価格の差があるが現物ベースで13週移動平均線(19283円処)は下値抵抗ラインとして機能している。
その水準を割れてくると収斂してきているボリンジャーバンドの-2.5σ(19045円処)が意識されよう。上値は基準線(19670円処)が抵抗ラインとなる。
チャート的には右肩下がりの相場となっており暫くは下値を試す展開となろう。投資戦略としては戻り売りを基本として短期売買に徹したい。

 

ハチロク

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