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主力株中心に買い広がる
7日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は197円高です。前日の米株市場でNYダウが大幅高、ナスダック指数も連日で最高値を更新したことを受け、リスク選考ムードが強まりました。主力株を中心に買いが広がり、東証1部の7割を超える銘柄が上昇しています。為替が対ドル、対ユーロでも円安が進んだことやメジャーSQ前日ながら、ロールオーバーが順調に進んでいるとの観測も安心感を誘いました。
SQ通過でアク抜けへ
マザーズはジャスダックも急反発するなど、前日まで売られていた中小型株も自律反発に転じています。メルカリの上場に備えた換金売りが一巡したとの見方から下値不安が後退したようで、前日まで売り込まれていた銘柄が急反発に転じるケースが目立ちました。日経平均はいよいよ2万3000円が射程にとらえ、あすはSQ通過による需給面のアク抜け感から堅調な動きが期待できるでしょう。
ショートを含めて対処
ただし、あすも売り込まれていたセクターや銘柄への買戻しが続きそうですが、上値では戻り売り圧力が強まるとみられ、深追いは禁物です。値動きを見定め、高値抜けが期待できる銘柄の下値を拾う一方、戻りの鈍い銘柄はショートで狙ってもいいかもしれません。ピックアップ銘柄のソウルドアウト(6553)、シスメックス(6869)は上昇基調を維持ていますが、値動きは鈍くいましばらく様子見とします。短期値幅取り候補は一部強い銘柄を買い持ちとしましたが、ショートを含めて対処したいと考えています。
花咲 翁
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