2万1931円が焦点【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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円高進行が重石

 昨日のマーケットは、トランプ大統領が対中制裁関税で新たに日本円換算で22兆円の検討を指示と伝わり、また、欧州でもドイツの連立政権が移民問題で連立崩壊の可能性が取りざたされたことで、ドル安、ユーロ安が進み、円高進行が株式市場の重石となりました。日経平均はあっさりと25日移動平均線を割り込み、TOPIXは75日移動平均線を割り込んでしまいました。

三角保合いか下落局面か

 3月26日の2万347円を起点に5月21日に2万3050円高値を示現。その後5月30日に2万1931円まで調整後、6月12日に2万3011円までリバウンドしました。そこから昨日の2万2278円まで押してきた訳ですが、ここでの焦点は5月30日の2万1931円を守れるのかどうかということになりましょう。
 2万1931円を死守するならば、5月21日高値以降は三角保合い形成ということになり、2万3050円~a波~2万1931円~b波~2万3011円~c波~2万2278円という流れから、c波のボトム確認後は2万3011円を越えないd波へとリバウンドすることになります。一方、2万1931円を割り込んできた場合は、2万800円近辺を目指す下落局面という見方となります。

マザーズは1094ポイントが焦点

 全体相場が調整色を濃くしたことで、大型IPOのメリカリは寄り付き後に一時ストップ高まで上昇する局面がありました。この煽りを受けたのがマザーズ市場で、指数は一時3%を超える下落となりました。こちらは4月17日安値の1082ポイントと5月23日の高値1184ポイントによる三角持合いに見えます。6月6日安値の1094ポイントを守れるかどうかが焦点となります。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

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