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薄商いに方向感に乏しい
24日の東京市場は続落、日経平均は86円安です。売り先行で始まり120円超まで下落したあと押し目買いにプラスに浮上しましたが、時間外の米株価指数先物や上海株が軟調に推移していることから、再び軟化しました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で9105億円にとどまり、薄商いに方向感に乏しい展開が続いています。
中小型材料株人気続く
ただ、下値では買いが入り大引けにかけ下げ渋っており、TOPIXはプラスで引けました。上値は重いものの下値も堅く、東証1部の値上がり銘柄数は1419と全体の7割近くを占めるなど、個別に物色意欲は旺盛です。資金の回転は速く、後場に入って値を消す銘柄はありましたが、前日に続いて中小型材料株が人気を集め、半導体関連なども見直されました。
ショクブンがS高
きょうは前場に短期値幅取り候補のEAJ(6063)、ベルトラ(7048)、アイリック(7325)、AmidA(7671)、クボテック(7709)を噴き値で利益を確定する一方、後場に打診買いを入れたショクブン(9969)がストップ高で引けました。ただし、週明けからは3Q決算発表が本格化しますので、短期値幅取り候補はあすのうちにいったん損益を確定する考えです。一方、ピックアップ銘柄のハリマ化成(4410)、ソースネクスト(4344)は決算発表日程をにらみながら、押し目買いのタイミングを計りたいと思います。
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