目次
米利下げ期待で買い優勢
20日の東京市場は続伸しました。日経平均は128円高です。FOMCでFRBが利下げに前向きな姿勢を確認したことで、前日の米国株が高く、買い優勢の展開が続きました。為替が円高に振れたことから、自動車など輸出セクターの一角は売られ、一時緩む場面はありましたが、時間外の米株価指数先物や上海株高も支えになり堅調な展開でした。
内需中小型株物色の流れ変わらず
東証1部売買代金概算は1兆7927億円と引き続き低調で、インデックス売買に押し上げられたかたちながら、あす以降も底堅い展開が続くでしょう。トランプ米大統領はG20で米中首脳会談を開催する意向で、大統領選再選を意識した株価対策による米株高も意識されています。ただ、日米金利差縮小への思惑から、為替は円高に振れやすく、輸出セクターには手を出しづらい状況で、内需ディフェンシブ系の中小型株を個別に物色する流れに変化はなさそうです。
UbicomやJESHDが大幅高
ピックアップ銘柄ではそーせい(4565)が切り返し、イボキン(5699)、チームスピ(4397)も下げ渋りました。短期値幅取り候補ではオリコン(4800)とイーエムネット(7036)を利益確定する一方、追撃買いを入れたユーザーローカル(3984)とUbicom(3937)、買い直したJESHD(6544)、打診買いのロゼッタ(6182)、MSOL(7033)、マーケットエンタ(3135)が大幅高。後場からは朝日ネット(3834)に追撃買いを入れ、メドピア(6095)を買い直しています。
株式情報と相場見通し
コメント