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続落も買戻しが下支え
27日午前の東京市場は反発、日経平均は175円高です。前日の米株市場はまちまちでしたが、為替が108円前後まで円安に振れ、米中首脳会談の交渉進展への期待から、半導体や電子部品、機械株など中国関連銘柄が買戻されました。上海株や時間外の米株価指数先物高もフォローになっています。もっとも、前場段階の東証1部売買代金概算は9019億円と薄商いが続きました。
中小型に値を崩すケース目立つ
売り買いともに注文数量が少ないなか、売り込まれてきた銘柄への買戻しと先物への買いが指数を押し上げており、ここまで人気を集めてきた中小型には値を崩すケースが目立ちました。G20後の物色の流れを見極める必要があると感じており、売り、買いともにポジションを軽くする方向で動いています。ピックアップ銘柄、短期値幅取り候補ともに高値圏で動きが鈍った銘柄と底値圏にあるショート銘柄はいったん損益を確定する考えです。
株式情報と相場見通し
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