下げ止まりから切り返しを期待【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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後場下げ幅広げ安値引け

 3日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は2611円安です。ギャップアップで始まり、朝方は370円超に上昇しました。ただ、買いは続かず急速に値を消し、後場は下げ幅を広げ安値引け。前日の米株市場でダウが過去最大の上げを記録したことで買いが先行しましたが、コロナウイルス感染拡大へ警戒感が根強いなか、107円90銭台まで進んだ円高と時間外の米株価指数先物安が重しになりました。G7財務省・中銀総裁による緊急電話会議では具体的な政策対応が盛り込まれないとの報道が失望売りを誘っています。

再び下値サポート機能確認

 戻り売り圧力が強く、前日上げ分を帳消しにしてしまったことで、あすは再び2万1000円割れ水準での下値サポート機能を確認することになりそうです。ただ、投げ売りは一巡しており、突っ込む場面があるようなら、日銀の緊急対応も意識されます。全般は下げ止まりから切り返す流れが期待され、値を崩した推奨銘柄については引き続き戻り売りのタイミングを待ちたいと思います。そのうえで、値動きの鈍った銘柄はショートでも狙っていく方針です。

大幸薬が出直る

 前場に追撃買いを入れた昨年来IPOのフリー(4478)とJTOWER(4485)は地合い悪化のなかプラスを維持、感染対策関連で打診買いを入れた大幸薬(4574)は25日線をサポートに出直ってきました。後場は情報セキュリティ対策サービスで高成長が続くアセンテック(3565)に打診買いを入れています。




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