一時１万９１６２円まで上昇
昨日の東京株式市場は３日続伸となりました。米国内で新型ウイルスの感染が最も多いニューヨーク州やニュージャージー州で感染拡大ペースに横這いの兆候が見られるとの報告を受けて、６日のＮＹダウが１６２７ドル高、ナスダックが５４０ポイント高と大幅に反発。シカゴの日経２２５先物が３５０円高の１万８９２０円（高値は１万８９７５円）で帰ってたことで買い先行のスタート。日経平均は一時１万９１６２円まで上昇しました。
３月高値抜き二段上げなるか
しかし、その後は戻り売りに押され、後場に入るとマイナス圏まで売られる場面もありました。今週末がオプションＳＱのため、指数先物市場での攻防が行われだしたものと思われます。最終的に大引けは１万８９５０円となり、２５日移動平均線を上回ってきました。また、５日移動平均線がわずかながら上向きに転じてきました。次は２５日移動平均線の下落が止められるのかどうか。また、ここでの焦点は３月２５日の１万９５６４円高値を抜いて二段上げとなるのかどうかです。
ＮＹダウ底入れから上値目指す
ＮＹダウは３月２３日の１万８２１３ドル安値→３月２６日の２万２５９５ドル高値→４月２日の２万０７３５ドル安値から昨日は２万２７８３ドルまで上昇して日足二段上げを達成しました。通常の相場ならば、この二段上げで目先の底入れからＮＴ計算値の２万３２５７ドルやＶ計算値の２万４４５５ドル、更にＮ計算値の２万５１１７ドル、Ｅ計算値の２万６９７７ドルを目指すことになります。
イタリアは再び感染者増加
米国での感染者が横ばい傾向となったということですが、イタリア国家市民保護局（ＤＰＣ）の６日発表によると、再度、感染者が増加しだしたということです。４月４日の死者数は６８１人でしたが、５日には５２５人と３月１９日以降で最低となり、ピークアウトしたと見られていました。ところが、６日の死者数は６３６人に増加したということです。どうも自宅待機に飽き飽きしたイタリア人の心の緩みが原因のようです。
日本は７都府県で緊急事態宣言
日本はいよいよ７都府県で緊急事態宣言が発動されますが、我々も気を引き締めて感染拡大を早期に終息させねばなりません。
日々勇太朗
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