材料株へ買いのタイミング計る【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅続伸も値の荒い展開

 7日の東京市場は大幅に3日続伸しました。日経平均は373円高です。型コロナによる死者数が減少したことで、前日の米株市場でダウが1600ドル超の大幅高、国内では緊急経済対策への期待もあって、買い先行で始まりました。ただ、朝方に600円近く上昇し、1万9000円台に乗せたところからは戻り待ちの売りに押され、小幅に下げに転じる場面もあるなど値の荒い展開でした。

売り込まれた銘柄が買い戻される

 それでも日経平均は大引けにかけ引き戻し、25日線を明確に上回っています。東証1部の売買代金は3兆円を下回り、買戻し主体の動きながら、全般はリバウンド基調を強めており、売り込まれた銘柄への買戻しが広がりました。一方で富士フイルムやデンカが利益確定売りに急反落するなど新型コロナに関連する材料株が上げ一服となるケースが目立っています。

きょうは作線裏目も…。

 きょうは下値模索が続いていた銘柄から動きのいい材料株にシフトする作戦が裏目に出たかたちですが、感染が沈静化したわけではなく、経済、企業業績への影響が懸念される状況に変わりはありません。緊急事態宣言を受けて自粛が長期化するなか、材料株物色は利食いを交えながら続くと見ており、様子を見極めながら追撃買いのタイミングを計りたいと思います。

株式情報と相場見通し

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