小型株主体に狙う【転ばぬ先のテクニカル】

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減益見通し更に増える

 東証1部3月期の第1四半期決算がほぼ出そろいました。5月時点では約6割の企業が今期の計画を発表していませんでしたが、今回の決算で1482社のうち1021社が今期予想を開示したということ。そのうち696社が純利益の減少や赤字が見込まれており、増益見通しは324社、変わらずが1社でした。依然としてコロナの影響で先行き不透明として461社が予想を未定としており、減益見通しの割合は今後更に増えると思われます。

割高も下げる兆候なし

 日経平均採用225社の一株利益(EPS)は昨日段階で1054円です。現在の日経平均は2万3000円ですので、株価収益率(PER)は21.8倍と非常に割高になっています。しかし、株価は意外なほどシッカリしており、下げる兆候がありません。コロナの感染拡大が続く間は追加の各国政府支援や中央銀行からの潤沢な資金供給が続く株高時代であり、逆に感染が収束に向かった場合に金融緩和の縮小により株価が暴落するのかもしれません。

マザーズ全値戻しに期待

 昨日の日経平均は3日振りに反発しました。また、一昨日年初来高値を更新したマザーズ市場が5日続伸して1100ポイント乗せ。マザーズ市場の1100ポイント乗せは2018年6月以来のこととなります。2018年1月高値が1355ポイント、本年3月安値が557ポイントですので、この下げ幅の76.4%戻しとなる1166ポイントが当面のターゲット。ここを簡単に突破すれば全値戻し期待が高まります。

最高益のウチダエスコに注目

 昨日はサイボウズ(4776)を取り上げましたが、早速25日線回復から一目均衡表の基準線まで急騰してくれました。本日はジャスダックのウチダエスコ(4699)に注目してみたいと思います。7月決算銘柄で9月1日に決算発表を予定しておりますが、柱のICTサービスが絶好調のようで最高純益予想と四季報が伝えています。

テクニカル好転で高値狙い

 株価は本年6月29日の6760円高値から8月11日に5240円安値まで調整後6000円台を回復。25日移動平均線を回復し本日にも5日移動平均線が25日移動平均線を上回るゴールデンクロスとなる局面。MACDは既にゴールデンクロスしており、一目均衡表でも雲上限を突破して、遅行スパンが日々線を上回ってきました。日々の出来高が薄い銘柄ですが、高値更新狙いです。

日々勇太朗




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