バリューシフトに支援材料【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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急落分あっさり取り戻す

週足31日の東京株式市場は大幅反発となり、28日の急落分をあっさり取り戻しました。週末に菅官房長官が総裁選出馬を固め、二階幹事長が支援すると伝わったことから政策の継続性という観点で挙党一致により難局を乗り切るという見通しが安心感を呼びました。菅氏は憲法改正賛成、原発再開、TPP賛成など重要な点で安倍首相と考えが一致していることが評価されているのでしょう。

近い将来に向け新政権の政策注視

ただ、大きな政策変更はなされなくても、株価を支えてくれるのかどうかはまだ不透明です。今はコロナ禍にあり、政策変更したくても出来ない状況ですが、その先には増税による財政再建へと転換することは間違いないものと思われます。これは今後だれが総理総裁になっても同じことではないでしょうか。そういう意味では目先は今の相場トレンドに沿って動くべきなのでしょうが、近い将来は分かりませんので、新政権の施策や閣僚、更に外交がどうなるのかが重要です。

5大商社から物色広がるか

さて、8月相場が終わりました。月足は陽線形成となり3月以降の戻り高値更新です。昨日の相場ではウォーレン・バフェット氏率いるバークシャーが日本の5大商社株取得のニュースがインパクトを与えました。バリュー株シフトに支援材料が出てきました。ここよりグロースからバリューへと流れが変われば、上値追いが可能となります。5大商社から物色が裾野を広げていくのかどうかが重要です。

日々勇太朗




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