月末まで調整か【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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日経平均は上値の壁抜け出す

先週の東京株式市場は、新型コロナワクチン開発の進展ニュースを受けて活況に推移しました。日経平均は2018年1月、10月、本年1月と3度上値の壁となっていた2万4000円台前半をとうとう抜け出しました。12日には2万5587円高値まで上昇しましたが、2543円もの値幅を伴った8連騰により25日線との上方乖離率が7%を超える過熱ぶり。そして12~16日の日柄変化日を迎え週末は勢いが止まり反落となりました。

押し目形成ならバリュー株の仕込み場

新型コロナの感染が世界的に再拡大してきおり、ワクチン進展でバリュー株に傾きかけた物色は再度グロース株に戻ってきました。ただしマザーズ市場のグロース株は高値掴みのシコリがあるために秋口までのような活況は難しいでしょう。次の日柄変化日となる今月26~28日まで押し目形成となるならばバリュー株の仕込み場となると考えます。

日々勇太朗

相場見通し

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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