5日前引けの東京市場は続落、日経平均は前日比309円86銭安の3万8527円60銭で引けた。
4月の米雇用動態調査(JOLTS)では非農業部門の求人件数が805万9000件と前月から減少し、2021年2月以来の低水準となったことを受けて利下げ時期後退の懸念が緩和し4日のニューヨーク市場でダウが反発したものの、1ドル154円台までの円高が重石になり、日本銀行は早ければ来週に開く金融政策決定会合で、長期国債の買い入れの減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて議論する可能性が大きいとの報道で下げ幅を拡げた。
個別では、博報堂DY、アイネット、あいHD、北洋銀行、アイザワ証Gは値下がり率上位に売られ、レーザーテックやディスコも安い。半面、永谷園HD、アンビス、Uアローズ、ミガロHD、ガンホーは値上がり率上位に買われ、ニトリHDやニチレイも高い。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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