米株次第で一段の上値トライ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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3日ぶり反落も下値限られる

31日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は89円安です。米国市場は休場で手掛かり材料に欠け、前日に600円近く急伸していた反動で当面の利益確定売りや戻り売りが出やすい状況でした。ただ、下げ幅を3ケタに広げた場面では買い直されるなど下値は限られ、前場は小幅ながら上昇して引けるなど、底堅さが意識される展開です。

不透明要因多いが地合いは徐々に改善

対ロ経済制裁に伴うコストプッシュインフレが警戒される一方、上海市がロックダウンを事実上解除すると発表したことで、世界景気の減速やサプライチェーンの混乱などへの懸念が和らいだことで下値に買いが入りました。資源価格の上昇を背景にしたインフレ高進、米大幅利上げによる景気減速懸念など不透明要因が多い状況に変わりはありませんが、地合いは徐々に改善しています。

前日に続いて中小型グロースに買い

前場は湖北工<6524>と三菱重<7011>への買いにとどめましたが、下値の堅さを確認できたことで、後場は前日に続いて日本電解<5759>やエフコード<9211>、GEI<9212>など中小型グロースを中心に買いを入れました。週末に米雇用統計発表を控え、あすは休場明けの米国株に大きく左右されることになりそうですが、金利上昇が抑制され、前週に続いて強い動きになるようなら、一段の上値トライが期待できるでしょう。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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