下値堅ければ中小型株の個別株物色【正直じいさんの株で大判小判】

手掛かり材料難に反落

２１日の東京市場は反落しました。日経平均は５８円安です。前日の米国株市場はプレジデントデーのため休場で手掛かり材料難に小動きでした。前場中ごろに先物主導で下値を探ったあとは前引けにかけて戻し小幅安にとどまっていいましたが、後場はじり貧でやや下げ幅を広げています。ただ、下値を売り込む動きはなく、上値は重いが底堅さは意識されました。

週内は上値重そう

前日に続いて中小型株の個別株物色は活発で、プライム市場の値上がり銘柄数は前引け段階からは数を減らしましたが、９９９と値下りの７５６を上回りました。２２日にＦＯＭＣ議事要旨の発表、２３日は天皇誕生日で休場、２４日には次期日銀総裁候補による所信聴取が行われる予定で、週内は上値が重そうですが、全般下値が堅ければ中小型株の個別株物色は続くでしょう。

スマートＤとＱＤレーザがストップ高

推奨銘柄は中小型株主体でおおむね堅調に推移しています。きょうはＨＩＯＫＩ<6866>と佐鳥電<7420>を高値圏で利益確定する一方、追撃買いを入れたスマートＤ<5137>と打診買いを入れたＱＤレーザ<6613>がストップ高まで買われました。引き続き全般下値の堅さを確認しながら、動きのいい中小型株を個別に狙っていきたいと思います。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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