米長期金利睨みで動きのいい銘柄狙う【正直じいさんの株で大判小判】

続伸も戻り売りが上値抑える

１１日の東京市場は続伸しました。日経平均は１８９円高です。中東情勢の影響は限られ、ＦＲＢ高官の発言を受け米長期金利低下を好感して前日の米国株市場で主要指数が続伸した流れを引き継ぎました。ただ、戻り売り圧力も強く、一時３万２０００円台に乗せましたが、押し返されています。半導体関連の値がさ株が買われ指数を押し上げる一方、商社や海運など大型バリュー株は軟調で、プライム市場の騰落銘柄は値下りが１４０８と７割以上を占めました。新興グロース株も弱く、マザーズ指数は買い先行も失速して下落すぃています。

ＡＩメカ後場上げ幅広げ連日の最高値

推奨銘柄ではＡＩメカ<6227>はダレる場面はあったものの、後場上げ幅を広げ連日の最高値更新、ただ、三菱重<7011>は上場一服になるなど、他候補銘柄は上値の重い状況で、きょうはアシックス<7936>とフジオーゼ<7299>へのナンピンにとどめました。米金融引き締め超化懸念は後退していますが、今晩の米生産者物価指数（ＰＰＩ）やＦＯＭＣ議事録、あすの米消費者物価指数（ＣＰＩ）の内容と市場の反応を確認する必要があります。引き続き米長期金利睨みで、動きのいい強い銘柄を狙っていきたいと思います。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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