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買戻し加速し大幅続伸
２４日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は９０７円高で３万８４００円台まで水準を切り上げています。中東情勢への過度な不安心理が後退、４月購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が予想を下回り、米１０年債利回りが低下したことで、米国市場で主要指数が揃って上昇、テスラやエヌビディアなどテック株が一斉高になった流れを受け、売り込まれてきた半導体関連への買戻しが加速しました。プライム市場の売買代金は４兆５０００億円台まで膨らみ、きょうの高値で引けています。
米長期金利と為替睨みで値の荒い展開続く
当面の底が入ったようですが、米長期金利は上昇一服ながら４．６％台で高止まりしており、あすからは日銀金融政策決定会合、来週にはＦＯＭＣが開催されます。米長期金利と為替睨みで値の荒い展開が続くと考えられ、きょうは直近急落したヴレインＳ<135A>、プラスゼロ<5132>とさくらネット<3778>への買いにとどめました。あす引け後の信越化学とディスコに続き、連休前に半導体関連の主要企業数社が決算発表を予定しており、内容と株価の反応を確認しながら次の候補銘柄をチョイスしていく考えです。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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