米ハイテク株高引き継ぎ大幅続伸
26日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は493円高です。米国株市場でエヌビディアが急反発に転じたことでハイテク株が買い戻された流れを引き継ぎました。小高く寄り付いたあと先物主導で前引けにかけ上げ幅を広げ、後場に入ると600円超に上げ幅を広げています。プライム市場の売買代金も4兆円台に乗せており、半導体関連に高い銘柄が目立ちました。
半導体関連が大幅に上昇
推奨銘柄では前日に買い直した日立<6501>や三菱重<7011>、伊藤忠<8001>が堅調で、アドテスト<6857>やディスコ<6146>、東エレク<8035>、TOWA<6315>など半導体関連が大幅に上昇しました。きょうは底入れした中小型グロース株のなかからアストロHD<186A>とQPS研<5595>の宇宙関連2銘柄にナンピン、任天堂<7974>に追撃買いを入れています。
マイクロンの決算次第では一気に上値追いも
商いを伴いながら日経平均は2カ月余り続いてきたボックス相場を上放れており、反動安があっても下値には買いが入ってくると考えられます。米国市場の引け後に発表される半導体大手のマイクロンの決算次第では一気に上値追いもあり得るでしょう。ただ、上値では戻り売りも出てくることから、引き続き調整一巡から出直ってくる半導体関連と底入れした中小型グロースのなかから強い銘柄を狙いたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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