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朝高の後戻り売りに押され5日続落
23日の東京市場は5日続落しました。日経平均は4円安です。米国株市場ではハイテク株が買われダウやナスダックなど主要指数が反発に転じたことで、買い戻しが先行しました。ただ、朝方に330円近くに上昇したあとは戻り売りに押され、後場は前日終値を挟んで膠着しています。156円台へ進んだ円高が輸出株の重しになる一方、好決算銘柄や長期金利上昇を受けた金融株、中小型株に上昇する銘柄が多く、プライム市場の値上り銘柄数は1127と7割近くを占めました。
住友林を利益確定
推奨銘柄では住友林<1911>が連日で最高値を更新しましたが、朝高の後は伸び悩んでおり、いったん利益を確定しました。3月期第1四半期決算の内容をチェックして次の候補銘柄をピックアップする方針で、きょうは買いを手控えています。全般は買いが続かず小幅ながらも印象の悪い下げになりましたが、下値を売り込む動きにはならず、上方修正の郵船<9101>は急反発しており、好決算への反応はポジティブになりそうです。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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