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急速な円高で大幅６日続落
２４日の東京市場は大幅に６日続落しました。日経平均は４３９円安です。米国株市場でダウやナスダックなど主要指数が下落したことを受け、売り先行で３３０円超下落しました後は短期的な突っ込み警戒感から前場は下げ幅を２ケタに縮めて引けていました。ところが、ドル円が一時１５４円台半ばまで急速に円高が進んだことからリスク回避の動きが強まり、後場は下げ幅を広げています。プライム市場の値下がり銘柄数は１４９９と９割以上を占め、ほぼ全面安商状になりました。
決算へのポジティブな反応広がらず
通期上方修正と株式分割を発表したニデック<6594>は急反発しましたが、後場の地合い悪化で決算へのポジティブな反応に広がりは見られませんでした。急速な円高で輸出企業の収益上振れ期待が後退しつつあります。３月期第１四半期決算の内容をチェックして次の候補銘柄をピックアップしていく方針ですが、あすは日経平均は７５日線が下値をサポートするか、円高に歯止めがかかるかを確認したうえで、好決算銘柄の買い場を探る考えです。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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