為替確認して好決算銘柄の買い場探る【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅続落し3カ月ぶり3万8000円割れ

25日の東京市場は大幅に7日続落しました。日経平均は1285円安で約3カ月ぶりに3万8000円台を割り込んでいます。米国株市場では決算を嫌気してテスラやアルファベットなど大型テック株が売られ、ナスダック指数が急落したほか主要指数が安く、リスク回避の動きが加速しました。1ドル152円台半ばまで一気に円高が進んだことから、半導体関連など輸出ハイテク株が総崩れになり、後場一段安で一時下げ幅は1300円を超えています。プライム市場の売買代金は概算で5兆1999億円と大きく膨らみました。

ニデックへの打診買いにとどめる

日経平均は11日に付けた最高値からの下落率は10%に達し、調整局面に入ったとみられる一方、わずか10日間での急落で短期的な突っ込み警戒感が強く、指標面からもいつ反発に転じてもおかしくない状況です。ただ、来週に日銀金融政策決定会合を控え、急速に進む円高が気になるところで、3月期第1四半期決算の内容をチェックして次の候補銘柄をピックアップしていますが、きょうはニデック<6594>への打診買いにとどめました。全般下げ止まりとドル円の動向を確認したうえで、好決算銘柄の買い場を探る考えです。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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