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反発も売り買いともに手控え
大納会29日午前の東京市場は反発、日経平均は57円高です。前日の米国株高を受けて買いが先行しました。利益確定売りに伸び悩む場面はありましたが、下値を売り込む動きはありません。ただし、年末年始の休暇の後に3連休を控え、きょうの売買分の引き渡しが年明け10日になるとあって、売り買いともに手控えられ、前場段階の東証1部売買代金は概算で6646億円に細っています。
中小型株も買い直される
金融や国際商品市況上昇を背景に資源関連株が買われ指数を支えましたが、利益確定売りに下落していた中小型株も買い直されました。市場参加者が少なく膠着感の強い展開ではありますが、下値も堅くまだ確信を持つところまではいかないものの、年明けも直近IPOを含めた中小型株中心の展開が続きそうです。
上昇へのトレンド出るまで今少し様子見
ピックアップ銘柄も日本動物高度医療(6039)が反発、ゼンリン(9474)、立川ブラインド(7989)、MSコンサル(6555)、すららネット(3998)は下げ渋りましたが、ミクニ(7247)は続落となりました。前場の動きを見る限り、動物高医を除いていずれも判断がむつかしく、はっきりした上昇へのトレンドが出るまで今少し様子を見極めたいと思います。
花咲 翁
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