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突っ込み警戒感から下げ幅縮める
26日午前の東京市場は3日続落、日経平均は116円安です。米中貿易摩擦激化を警戒してNYダウが大幅に下落したことを受けて売り先行で始まり、一時下げ幅を2130円超に広げる場面がありました。ただ、当面の突っ込み警戒感から下値では買戻しや押し目買いが入り、下げ幅を縮めています。対米投資制限について、米高官が火消しに動いたことが警戒感を和らげたようです。
メルカリが朝安のあと反騰
米中対立リスクが燻るなか、輸出株には手を出しづらく、物色は内需・ディフェンシブへ向かいそうですが、メルカリ(4385)が朝安のあと反騰に転じており、直近IPOや利益確定売りに値を崩している中小型株への見直しにつながることを期待したいところです。
ファイバーGが切り返す
ピックアップ銘柄はシスメックス(6869)が下げ渋り、ソウルドアウト(6553)、ファイバーゲート(9450)は切り返しており、いましばらく様子を見たいと思います。短期値幅取り候補は前場に逆行高3銘柄に打診買いを入れましたが、いずれも堅調に推移しており、噴き値待ちでよさそうです。
花咲 翁
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