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利益確定売りが上値抑える
12日の東京市場は4日ぶりに反落しました。日経平均は24円安です。前日の米株市場でハイテク株が高く、半導体関連銘柄に買いが広がる一方、利益確定売りが上値を抑え、前日終値を挟んでもみ合いました。新型コロナウイルス感染第2波への警戒感や時間外の米株価指数先物安が買いを手控えさせ、後場強含む場面はありましたが、結局、小幅安で引けています。
押し目買い意欲は強い
トヨタが今期8割営業減益見通しを発表しましたが、売り一巡後は下げ渋り、相場全体に与える影響は軽微でした。方向感に乏しいものの、下値の堅さは意識され、決算を手掛かりに大幅高に買われる銘柄が目立つなど、中小型株の循環物色も続いています。引き続き積極的な売買は手控えられそうですが、経済活動再開への期待から押し目買い意欲は強いでしょう。
チエルなどに買い
推奨銘柄はおおむねしっかりですが、決算発表で当面の出尽くし感から値動きの鈍ったAmazia(4424)の損益を確定する一方、医療ビッグデータのJMDC(4483)やオンラン学習のチエル(3933)に買いを入れました。引き続き中小型材料株で過熱感なく高値をうかがう銘柄を狙っていきたいと思います。
株式情報と相場見通し
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