日米株式は明暗分かれる
日経平均が2024年7月11日に4万2426円の過去最高値を付けた時の米ダウ平均は3万9753ドルと日本の方が高かった。しかし、その後の日米の株式は明暗がはっきりと分かれた日本株が売られ、米国株が買われた。
ダウ、ナスダック共に最高値
ダウ平均は12月4日に4万5073ドルまで上昇し、過去最高値を更新。同日の日経平均は3万9276円。日経平均は過去最高値から3150円下落、マイナス7.4%。一方、ダウ平均は5320ドル上昇、プラス13.3%。その後、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が12月11日に初めて2万ドルの大台に乗せ、過去最高値を更新した。
M7の時価総額は18兆ドル超え
米ナスダック指数は新型コロナウイルス禍の2020年6月に1万ドルに達してから約4年半で倍となった。この間、AI半導体大手エヌビディアやアップル、など巨大ハイテク企業「マグニフィセント・セブン(M7)」と呼ばれる時価総額の大きいハイテク7社が存在感を高め、なかでも突出していたのはエヌビディアで株価は15倍となった。テスラは6倍に上げ、アップルは2.8倍、メタプラットフォームズは2.7倍、アルファベットは2.7倍、マイクロソフトは2.3倍、アマゾン・ドッド・コムは1.7倍にもなった。M7の時価総額は18兆ドル(約2700兆円)を超え、23年末比で5割あまり増え、ナスダックに上場する約3000社の時価総額の6割弱を占めるまでに増加した。
日経平均は4万円を上回る場面も
日本の株式市場も米ハイテク株の上昇から12日の日経平均は10月15日以来およそ2カ月ぶりに心理的節目の4万円を上回る場面があった。13日に株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(メジャーSQ)算出を控え、海外投機筋の思惑的な買いも巻き込み、先物主導で上昇した。さらに、自民、公明、国民民主党が2024年度補正予算案に賛成するとの報道も支えとなった。
4万円の壁を突き破るには?
103万円の壁に関し、自公両党が財務省とも相談して受け入れたのが「178万円を目指して、来年から引き上げる」との文言だった。ガソリン税に上乗せしている旧暫定税率についても「廃止する」と明記した。恒久減税ができなければ、米国株高・日本株安の展開が続くことになるだろう。日経平均が4万円の壁を突き破ることができるか鍵を握っている。
潮流銘柄は?
潮流銘柄はIMV(7760)、グロービング(277A)、カバー(5253)。
岡山 憲史(株式会社マーケットバンク 代表取締役)プロフィール
マーケットバンクは1999年12月8日の設立から投資支援システムの開発・販売、金融情報サービス、投資売買助言、運用コンサル等を行っている。
2002年には画期的なペアトレード「ハイブリッドシステム」を開発。NHK番組「経済最前線」で紹介される。
2006年にテクニカル分析システム「マーケットルーラー」を開発。2007年にはテクニカル応用ツール「窓チャートシステム」を開発。2つの投資分析システムは全国の投資ソフト450本の中で共に人気ランキング1位となり、高い評価を得る。また、日経225先物運用システムを開発し、実践に活かしている。
代表の岡山憲史氏は1999年2月 日本初の資産運用コンテスト「第一回S1グランプリ」にて1万人超の参加者の中から優勝。
このコンテストはスカイパーフェクTVの資産運用情報番組「インベステーション」が主催。ゴールドマン・サックス投信、クレディスイス投信、野村アセットマネジメント投信などの協賛を得て行われたもので、プロの運用担当者などを含む1万人超の参加者を集めて実施。コンテストの開催時期(98年11月16日~99年2月15日)で、1億円の資金を1億3112万円(運用期間年利回り124%)に増やすという高成績をあげ、文句なしの優勝を果たす。
第二回大会においても、2カ月間で1億円の資金を2億1600万円に倍増させ、6位入賞。
2002年 1月 NHK番組「経済最前線」にて独自の投資支援システムが紹介される。
2005年12月 TBS番組「筑紫哲也のNEWS23」にて勝ち組企業として紹介される。
2017年 1月 夕刊フジ主催の「株-1グランプリ」において優勝。
2020年 1月 夕刊フジ「激闘!!株-1(カブワン)グランプリ」で優勝。
2022年 1月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
2024年 3月 夕刊フジ主催「株-1グランプリ」で優勝。
株式市場新聞、週刊ポスト、週刊現代、フライデー、月刊カレント等を執筆。
個人投資家に投資情報や個別銘柄、日経225先物の助言業務を行っている。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


コメント