イベント盛りだくさんの週【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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高値から3日間押し目形成し反発

本日の東京株式市場は反発しました。先週の日経平均は23日にザラ場高値3万6984円までありました。その後、急ピッチな上昇に対する過熱感の高まりもあり利食い売りで3万5912円まで下落する場面がありました。高値から3日間で1072円の押し目形成となりました。緩んだ切っ掛けは日銀会合で金融正常化への地ならしがあったことです。

3万6000円台回復も様子見姿勢

ドル円は23日の148.70円から翌日には146.65円へと約2円高となったことで、日経平均も一旦は利益確定へと向かわせたということでしょう。その後のドル円はジリジリと148円台を回復。そのため再度押し目買いから3万6000円台回復に至りました。ただ、本日は若干売買代金が減少しました。今週はイベントが盛りだくさんのため、様子見姿勢の投資家が多い様子です。

今週のスケジュールを確認

明日以降の今週のスケジュールを確認しましょう。
30日(火)日本 12月の失業率、有効求人倍率
日本 OLC、コマツ、ソシオネク、NEC、JR東海の決算発表
欧州 10~12月期GDP速報値
米国 11月のS&Pケースシラー住宅価格指数
米国 12月のJOLTS求人件数
米国 1月の消費者信頼感指数
米国 マイクロソフト、アルファベット、AMD、ファイザーの決算発表
31日(水)日本 12月の鉱工業生産速報値
日本 12月の商業動態統計
日本 12月の建機出荷
日本 12月の住宅着工統計
日本 1月の消費動向調査
日本 アドテスト、スクリン、レーザーテク、日立、商船三井の決算発表
中国 1月の製造業・非製造業PMI
米国 1月のADP雇用報告
米国 10~12月期の雇用コスト指数
米国 1月のシカゴ購買部協会景気指数
米国 FOMCの結果発表、FRB議長会見
米国 ボーイング、クアルコム、マスターカードの決算発表
1日(木)日本 1月の新車販売台数
日本 武田、中外薬、イビデン、ローム、京セラ、三井住友Fの決算発表
欧州 1月の域内消費者物価指数速報値
英国 中銀が金融政策委員会の結果発表
米国 10~12月期の労働生産性指数
米国 週間の新規失業保険申請件数
米国 1月のISM製造業景況感指数
米国 アップル、アマゾン、メタ、ハネウェル、メルクの決算発表
2日(金) 日本 1月の国内ユニクロ売上高
日本 川崎汽船、キーエンス、三越伊勢丹、三井物産、JALの決算発表
米国 1月の雇用統計
米国 12月の製造業受注
米国 1月の消費者態度指数確報値、ミシガン大学調べ)
米国 シェブロン、エクソンモービル、アッヴィ

個別銘柄対応で指数の動き限られる

まずは明晩のFOMCの結果や週末の米1月の雇用統計に注目が集まります。また、米大手テック企業や半導体のAMDなどの決算が市場予想を上回るのかどうか。そして東京市場でも半導体関連銘柄や商船三井、川崎汽船などの高配当企業の決算がどうなのか。一つひとつ確認しながら個別銘柄対応の動きとなりますので、日経平均など指数インデックスの動きは限られることになりそうです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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