エヌビディアの弊害?【転ばぬ先のテクニカル】

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半導体関連買われ反発

本日の東京株式市場は反発しました。5日のNY市場は金利の低下と景況感の改善を手掛かりに買いが優勢となり続伸。S&P500指数、ナスダック指数、半導体株指数(SOX)が過去最高値を更新しました。SOX指数の最高値更新のより、東京市場はアドバンテストや東京エレクトロンが買われ指数を押し上げました。

指数のみの上昇で日足ローソク足は上髭陰線

日経平均は一時3万9000円台を回復する場面がありましたが、相変わらず13週線を抜け出すと売りが持ち込まれるようで、日足ローソク足は上髭の陰線形成となりました。プライム市場の騰落数を見ると値上がり601銘柄、値下がり988銘柄といった具合で指数のみの上昇でした。

半導体株も買われ循環物色へ移れず

このところ日経平均はボックスレンジで推移していますが、最近のマーケットは米国エヌビディア株1強の存在感が邪魔をしているように感じます。この株が上がることで、値嵩半導体株も買われ指数を牽引してしまい、循環物色へと移れないといった弊害です。

エヌビディアは10分割で手軽に買える株価に

そのエヌビディアは来週10日から10分割され値嵩株から低位株になります。1対10の分割なので約1200ドルの株価が約120ドルになる訳です。誰でも手軽に買える株価になるとどうなるのか。

25分割のNTTは新NISAで上昇後株価低迷

1対25の株式分割したNTT株を見ていると、今年の年初は新NISAによる購入で上昇しましたが、たっぷり買いついたあとは信用買い残が重しとなり足元の株価は低迷中。こういったことがエヌビディアにも起こらないかが心配の種です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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