当面、NTTを指標に見ていく【転ばぬ先のテクニカル】

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材料ない中ジリジリ上昇

本日の東京株式市場は特段、材料がない中でジリジリと上昇していきました。

SOX安でエヌビディア急落も押し目買い

先週末のNY市場では半導体SOX指数が1.27%安、またエヌビディア株も3.22%安となりました。エヌビディアは6月20日のザラ場高値である140.76ドルから21日ザラ場安値である124.30ドルまで11.7%の急落。筆者はこの動きをみて本日の東京市場は半導体関連銘柄中心に下落するものと考えていました。ところが寄り付きこそ売り先行スタートしましたが、その後は押し目買いが入り上値追いとなりました。

日柄調整終わりボックス相場上放れへ

日経平均は25日線や13週線などを突破して75日線に迫ってきました。今週は四半期末を迎えることで、通常、週間で2000億~3000億円入る自社株買いが自粛されるため、今週は再度3万8000円割れがあると考えていましたが、真逆の動きとなりました。このことから小回り3カ月の日柄調整が終わり、いよいよボックス相場を上に放れるタイミングが近づいていると考え直す必要があると考え出しています。

NTT底打ちの可能性高まる

今回の保ち合い相場の中で、悪役がなんだったのかと考えるとNTT<9432>ではないかと考えますが、6月18日に144円まで売られた日以降、その日を含めて6日連続陽線を建て、本日は5週線を捉えだしました。149.40円に走る5週線を上回りだした場合、先週の弱気一色の場面で底打ちした可能性が高まります。
今年から新NISAにより個人投資家が大量に購入するも1月下旬以降は崩れに崩れ、週刊誌などでも叩かれたこの株を指標として、当面の相場の見方を組み立て直す必要があるように感じた一日です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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