SQ値とEPS、PER【転ばぬ先のテクニカル】

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銀行株と防衛関連株買われ続伸

本日の東京株式市場は続伸しました。日本の金利上昇が続いており、10年債利回りが1.40%に乗せてきました。そのため、預金金利と融資金利の利鞘拡大から銀行株が買われた他、米国の軍事費が半減されるとの報道で先週末急落していた防衛関連株に買いが集まりました。米国の軍事費削減→日本の軍事費増加といった見方なのでしょう。

2月SQ値3万9432.64円抜け出す場面も

日経平均は3万9300円台に乗せてきており、25日線、5日線を突破してきました。そして2月SQ値の3万9432.64円を抜け出す場面がありました。

このチャートは2020年以降の日経平均の推移とSQ値を重ねたものです。ちょっと見づらいかもしれませんが、青い線が毎月のSQ値で赤い線が日経平均の推移です。特徴は、SQ値を上回ると強気相場、下回ると弱気相場ということが良く分かる点です。そのため、次回3月限SQとなる来月14日までは重要ということになります。

SQ値抜け切れば4万1165円近辺へ

ここでSQ値を抜け出すことが出来れば上値追いの可能性が高まります。では、完全に抜け切れた場合、どのあたりまで上値を追えるのかでしょうか。先週末で決算発表が終了し、日経平均の一株利益(EPS)は2557円に上昇しました。第3四半期決算の開示当初の1月末のEPSは2459円で、この時の日経平均は3万9572円で株価収益率(PER)は16.1倍でした。足元のPERは15.4倍程度。仮に16.1倍まで買われるとすると、4万1165円近辺ということになります。

EPS上昇によりTOPIXが上値抵抗線上回る

このEPS上昇により日経平均に先んじてTOPIXが抜け出しつつあります。TOPIXは本日2789.29ポイントまで上昇し、1月31日高値の2795.21ポイントに接近。このことで、昨年12月30日高値(2811.71ポイント)と1月31日高値を結んだ上値抵抗線を上回りだしました。

銀行株指数07年来高値も長期債利回り気になる

TOPIXの上昇は上記、銀行株の上昇が寄与しており、その銀行株指数は2007年来高値まで上昇しています。問題は、1.40%を上回りだした長期債利回りが株式市場に与える影響です。少々、上昇ピッチが速すぎる気がします。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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