時間外の米株価指数先物上昇好感して反発
本日の東京株式市場は反発しました。4日のNY市場は関税不況を懸念して主要3指数は続落しました。ただ、今朝、ブルームバーグが伝えたところによると、米ライトニック商務長官が、明日にもメキシコ・カナダ関税の軽減を発表する可能性があるとしたことから、時間外取引のNYダウ先物やナスダック先物が上昇したことを東京市場は好感してスタートしました。
内田日銀副総裁講演はサプライズなし
10時半から注目の内田日銀副総裁の講演が行われました。内容は、「今後も物価と賃金の動向に応じて政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調節する」、「長期金利は市場で自由に形成されるが、急激な上昇時には日銀が機動的に介入する方針」、「中立金利は現時点で確かなことは分からない」、「大規模緩和からの移行において、安定的に金利が形成されるような適切なコミュニケーションとオペレーションを行う」、といった内容でサプライズはありませんでした。
トランプ大統領施政方針演説への反応は良好
また、11時10分過ぎにトランプ大統領が議会に姿を現し、施政方針演説が始まりました。演説は約1時間半に渡りましたが、マーケットの反応は良く、時間外取引のNYダウは200ドル程度、ナスダック先物も150ポイント程度上昇し、日経平均も反発して取引を終えました。
上値重くボリンジャーバンド▼1σ回復まで予断許せず
ただ、後場に3万7606円高値までありましたが、5日線タッチで折り返し、上値の重さを強調。ボリンジャーバンドはマイナス2σを回復して、マイナス2σとマイナス3σにおけるバンドウィークが終わりつつあることは評価できますが、更にマイナス1σ回復までは予断を許せません。
米景気指標悪化目立ち雇用報告に注目
さて、今晩は22時15分に米2月のADP雇用報告、24時に米2月のISMサービス業景況感指数と米1月の製造業受注、明け方4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表されます。また、明日は連合が春闘での要求集計結果を公表、欧州ではECB理事会の結果発表とラガルドECB総裁が会見、そして週末金曜日に米2月の雇用統計が発表される他、ホワイトハウスで暗号資産(仮想通貨)サミット開催とスケジュールが満載です。
このところ米国の景気指標の悪化が目立っており、雇用報告に注目となります。
日々勇太朗


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