連騰続くも…【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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日経平均6日続伸しTOPIXは7日続伸

本日の東京株式市場は日経平均が6日続伸、TOPIXは7日続伸となりました。

トランプ大統領の関税政策の影響早くも出る

30日のNY市場はマチマチの展開でした。4月の民間雇用報告AⅮPは市場予想(11.5万人増)を大きく下回る6.2万人で着地。また、1~3月期GDP速報値も前期比年率0.3%減と2022年以来のマイナス成長となり、トランプ大統領の関税政策の影響が早くも出てきました。関税発動前の記録的な輸入の急増と個人消費の低調が響きました。

関税政策による物価圧力再び強まり消費落ち込む

一方、3月の米個人消費支出(PCE)統計では、実質PCEが2023年1月以来の大幅増加となりました。トランプ関税が幅広い品目の価格を押し上げると見込まれる中、駆け込み消費が活発だったということでしょう。PCE価格指数は横ばいで、インフレの鈍化を示しました。関税発効前の米経済は良好な状況にあったことを示唆する内容ですが、今後は関税政策による物価圧力が再び強まり、消費が落ち込むと予想されます。

利下げ期待から長期債利回り低下し株価持ち直す

そのため、これらの経済指標発表直後は株価が売られましたが、その後は利下げ期待から長期債利回りが低下したことで持ち直しました。

利上げ回避で円安進行し後場から上げ幅拡大

さて、東京株式市場は連騰が続いています。本日は注目度が低かった日銀金融政策決定会合結果が、市場予想通り「現状維持」決定となりました。一方、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、2025年度の実質国内総生産(GDP)成長率は前年度比でプラス0.5%と、1月時点から206ポイント引き下げました。トランプ米政権の関税政策による経済減速の影響を反映したということです。この結果、当面、利上げが回避されるということで、円安が進行し、後場から株価も上げ幅を拡大しました。

一旦調整局面入りでGW明けまで様子見

ただ、短期6日騰落レシオが180%台と過熱しており、また、4月7日安値から日柄18日ということで、ソロソロ一旦は調整局面に入っておかしくない時間帯。週末から4連休となるため、GW期間にトランプ大統領が何を言い出すか分からず、明日はポジション調整の売りが出やすいのではないかと思われます。GW明けまで様子見に徹したいと考えております。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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