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NY株高受けアッサリ4万3000円台乗せ
本日の東京株式市場は6日続伸し、日経平均はアッサリ4万3000円台に乗せてきました。12日のNY市場では注目された7月の消費者物価指数が予想通りだったことで、9月のFOMCでの利下げ確率が90%に上り、短期金利が低下したことを好感。主要3指数が揃って1%超の上昇となったことを好感し、シカゴの日経先物は大証比635円高の4万3275円で返ってきました。そのため東京市場は寄り付きから買い先行スタートとなりました。
ヘッジで先物を買い上げる需給要因による上昇
株価が上がることに何ら文句はありません。しかし、株式市場の格言には「暴落は忘れたことにやってくる」というものがあり、それは最高値を更新した場面で起こるものです。足元の上昇は予想外に早く関税決着したことや、石破政権退陣後の新政権への期待、また、米国の利下げ期待などで押し上げられたことで、オプション市場の売り方が権利行使価格を上回ったためにヘッジで先物を買い上げるという需給要因による上昇と思われます。
PER割高で良いとこどりの相場展開
一方で上場企業の業績自体は今期減益予想となっており、自社株買いにより一株利益を引き上げてもそれ以上に割高な水準へと引っ張りあげられており、PERは17.5倍超と割高な水準となっています。まさに良いとこどりの相場展開で、悪材料などには目を瞑っている状況。
警戒警報発令
以下は日経平均のボリンジャーバンドですが、本日の上昇で+3σにタッチしました。
前回、7月24日高値、前々回、6月30日高値では+3σタッチで反転した経緯があります。また、7月24日のザラ場高値における25日線乖離が6.0%、6月30日は6.4%でした。本日の高値で6.9%に達しており、警戒警報発令です。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp



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