片山財務相のコメントに反応し円高進む
本日の東京市場では円高が進みました。高市政権の積極財政による債務膨張懸念から長期債利回りが急上昇。植田日銀総裁の記者会見も発言がハト派的と捉えた市場は日本売りとして円安に反応。急激な円安に対し、片山財務相が「足元の円安は完全にファンダメンタルズではなく投機であり、投機的な動きには日米共同声明に基づきアクションをとる。過度な為替変動には断固たる措置。介入はフリーハンド」というコメントが出たことで、口先介入の水準が引き上げられたと感じたドル円相場は朝方の157.05円から1円以上の円高となりました。ネット上では日本が大量保有する米国債を売却するのではないかといった観測も流れているようで、市場介入が近いと為替相場が反応しているようです。
1円幅の円高も市場参加者少なく影響限定的
通常、1円もの値幅で円高となるケースでは株価も輸出関連銘柄が大きく反応するものですが、クリスマス休暇などで市場参加者が少なく、影響は限定的。一部の円高メリット株が買われましたが、出来高面では静かな取引に終始していました。
医薬品株の動き変わる
ただし、物色面ではディフェンシブ的な動きも出てきています。このところ気になるのは医薬品株の動きが変わってきたことです。この数年、医薬品株は目立った動きがなく、個別物色の対象でした。ここにきて眠れる獅子化していた武田薬品の株価が立ち上がってきており、来年はひょっとすると薬品株相場が全体を引っ張るのではないかと考えております。配当利回りの高い銘柄が多いため、今年、日経平均が安値から2万円も上昇した反動で、来年は乱高下必死でしょうから、ディフェンシブ銘柄の筆頭業種として人気化する素地はあると思います。
来年相場想像しながら次の活躍株探す
年内の取引も今日も含めて6日間。年が改まると物色の流れが大きく変わる可能性があり、年内は来年相場を想像しながら次の活躍株となりそうなものを探していきたいと思います。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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