2026年大発会は今年はロケットスタート
2026年の相場がスタートしました。大発会というと昔はご祝儀相場といって機関投資家などからご祝儀買い注文が入り高いものでしたが、バブル崩壊後はそんな余裕もなくなったということでしょうか、下げる年が増えました。しかし、今年はロケットスタートで日経平均は2.97%高となりました。
昨年11月の最高値から調整局面終了
日経平均は昨年11月4日に5万2636円の史上最高値を付けたあと調整局面へと進みました。11月19日に4万8235円まで下落後、中間反騰で11月12日に5万1127円までリバウンド。その後、12月18日に二番底となる4万8643円まで下落しましたが、11月安値を割ることなく上昇を開始。そして本日、12月高値を更新したことで、最高値からの調整局面が終了したことが確認されました。
三角持ち合い上抜け買いシグナル点灯
上値切り下げ、下値切り上げの三角持ち合いを上に抜け出したことで買いシグナル点灯です。アメリカのベネズエラへの大規模攻撃という地政学的リスクの高まりなどものともしない相場です。
大発会上昇した年のその後は…
もっとも懸念材料もあります。
過去10年の大発会相場は3勝7敗と勝率が悪い傾向が見られました。上昇したのは2017年の年末日2.51%高、2018年の3.26%高、2021年の1.77%高です。今年は上昇しましたので期待を持ちたいところですが、2017年は大発会は高かったものの、翌日から下落して1月24日まで4.1%下落後にレンジ相場へと移行。大発会終値を抜いたのは3月10日です。2018年の場合は大発会急騰後、1月23日までジリジリ上昇するも、その後暴落気味に3月23日まで下落しました。大発会終値比では12.2%もの下落率となりました。2022年は米金融引き締めを警戒し、3日目の1月6日から急落し、1月27日まで率にして10.8%下落。その後落ち着いたと思ったところ2月10日から再度急落し、3月9日まで更に下落していき、大発会終値比で15.6%もの下落となりました。
大発会下落した年は上昇に転じたケース多い
一方で、大発会に下落した年を振り返ると、その後上昇に転じたケースが多く、2019年の場合は大発会で2.26%下落もその後、1月7日から急騰に転じ3月4日まで11.5%もの上昇。2021年は大発会から3日間下げた後反発に転じ2月15日まで10.3%上昇となりました。2024年は大発会が0.53%安でしたが、3日目の1月9日から急騰に転じ1月22日には大発会比9.7%高。その後調整局面を経て3月9日まで二段上げとなり、大発会終値比19.2%もの上昇へとつながりました。
明日、明後日の動きを注視
このように見ていくと、最近の相場は大発会が上げた年の新春相場は弱い傾向にあり、逆に下げた年はシッカリの展開が見られました。そういう意味では本日の上昇に大丈夫か!?といった懸念が浮上しますが、取り敢えず年始3営業日経過前後にトレンドが形成されるケースが多く、明日、明後日の動きを注視しましょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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