3波動構成パターン【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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トレンド上向く

 昨日の東京株式市場は大幅続伸となりました。昨日お伝えしたように東証空売り比率が50%超となったことで、今回もやはりといった反応となっています。3月4日高値の2万1860円から一昨日の2万0938円まで922円の下落に対し68%戻してきました。25日線、5日線を回復したことで、トレンドが上に向いた形です。

新値三本足陽転までは戻り売り

 しかも、8日に下放れ、昨日上放れとなったことで8日と11日の2日間のローソク足が離れ小島のアイランドリバーサル形状となりました。更に6日と7日に空けた日足の窓を埋めてきました。足元の波動は棒下げ、棒上げとなっており、意外な展開となっていますが、終値で2万1822円を超えて新値三本足が陽転するまでは戻り売り対処とみます。

下げも上げも3波動構成

 昨年10月高値以降の波動は下げも上げも3波動構成となっています。10月2日高値から10月26日安値までの3波動は2万4448円~2万2261円~2万2959円~2万0971円、10月26日安値から12月3日高値までの3波動は2万0971円~2万2583円~2万1243円?2万2698円、12月3日高値から12月26日安値までの3波動は2万2698円~2万1062円~2万1871円~1万8948円、12月26日安値から3月4日高値までの3波動は1万8948円~2万0981円~2万0315円~2万1860円といった具合です。

パターン継続なら2万0938円以下へ

 この3波動パターンが継続されているならば、2万1860円~2万0938円~2万1568円~2万0938円以下へと向かうはずです。この波動とは違う波動形成に移行している場合は2万1822円を終値で超えて新値三本足の陽転がシグナルとなるものと考えます。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

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