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「ウィンドウズ」のシステム障害
週末19日の東京市場は日経平均では引け値で4万円を死守した。12日までの短期急騰の反動とはいえ、値幅で2000円超も急落したとなると22日以降は流石に一旦はリバウンドを考える投資家は少なくないとは思える。
ただ、ニューヨーク市場はマイクロソフトのOS「ウィンドウズ」のシステム障害の影響で急落しており、4万円を大幅に割り込むスタートとなりそうだ。
今回のシステム障害は米クラウドストライクによるセキュリティーソフトの更新作業などで生じたそうだ。日本でもUSJやマクドナルドの店舗で障害がでたそうだが、世界規模で影響が大きく、これが株式売買でも障害が出る懸念から現金化を急いだ投資家が多かったように思える。
生きにくい時代にもなった
クラウドストライクはソコンやスマートフォンなどの情報をサイバー攻撃から守る「エンドポイントセキュリティー」と呼ばれる分野で、世界トップのシェアを持つが、高シェア故にトラブルが発生すると影響は甚大だ。
今や仕事はAIが手助けしてくれるし、電車の定期券やコンサートや野球の入場券もデジタルチケットの時代になった。スマホがPCがトラブルになると日常生活ができなる時代になった。
気付いてみるとシステムに人間が支配される状況になっている訳だ。便利な世の中になったが、それ故に生きにくい時代にもなった。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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