危機意識の欠如【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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ブラックマンデーとリーマンショック

東京株式市場開設以来、最大とも言える暴落相場はSQ通過とともに一旦は落ち着きを取り戻しようだ。
ちなみに今回の暴落と比較されている1987年10月のブラックマンデーは37年前、2008年9月のリーマンショックは16年前だ。ブラックマンデー時に筆者は大学生で暴落の時の記憶はないが、リーマンショック時は鮮明に覚えている。その後のコロナショックを含めて共通しているの米国初の暴落で、米国政府やFRBが早急に火消しを行ったことで沈静化していった。

一分一秒対応が遅れるとそれが命取り

今回は日銀発で、暴落が続く過程で政府は「危機感を持って注視している」とのコメント程度だった。講演会での日銀副総裁のコメントでようやく下げ止まったが、本来なら緊急声明を行うなどの早期の対応が必要だったのでは思う。AIによる自動売買全盛の時代では一分一秒対応が遅れるとそれが命取りになる。日本の当局者の危機意識の欠如を世界に露呈したことで、侵略する側は更なる攻撃をしやすくなる。日本の投資家は今後も気を緩めてはいけない。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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