日本電産<6594>が4連騰で約1カ月半ぶりに上場来高値を更新した。11日、モーターと電子制御ユニット(ECU)を一体化した完全統合型電動パワーステアリング(EPS)パワーパックを新規開発したと発表したことが材料視された。従来品に比べて約15%短く、約20%軽量化、コンパクト化に加え、組立工数が省けコストダウンにも寄与するという。さらに、自動運転に対応するため、駐車支援や車線維持支援などの制御ソフトも開発、実装しており、販売拡大と早期収益貢献を期待した買いが向かった。
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