半導体一段安で大幅反落
22日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は310円安です。パウエルFRB議長の議会証言により利上げ長期化が意識され、の米国株が続落したたことから売りが先行したものの、前場は押し目買いに下げ渋り前日終値水準に引き戻して引けていました。ただ、後場は半導体関連がが一段安になり、直近人気を集めていたグロース株が崩れたことで先物売りを交えて下値を探っています。
バリュー株買われ下値支える
米ハイテク・グロース株は利上げ長期化への警戒感が逆風として意識され、東京市場でも半導体関連が利益確定売りに押され、高値圏にあった新興グロース株が値を崩しました。一方で銀行や商社株などバリュー株が買われ下値を支えており、TOPIXはわずかながらプラスで引け、プライム市場の値下がり銘柄数は970と半分強にとどまっています。
立花エレ連日の最高値も上げ幅縮小
あすは今晩の米ハイテク・グロース株の動きがポイントで、半導体関連や新興グロース株の下げ止まりを確認する必要があるでしょう。推奨銘柄では立花エレ<8159>が連日で最高値を更新しましたが上げ幅を縮めており、ほか候補銘柄は伸び悩み下げに転じる銘柄が増えました。まずは状況を見極めたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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