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反発も朝高の後値を消す
23日午前の東京市場は反発、日経平均は69円高です。長期金利低下を受けて前日の米株市場がハイテク株を中心に上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行しました。ただ、朝方に320円超に上昇したあとは、値を消す展開です。海運や空運、鉄鋼など景気敏感株が利益確定売りに押され、半導体などハイテク・グロース株も上げ幅を縮めており、前引け段階の東証1部騰落銘柄数は値上り939に対して値下がり1171と値下がりが上回っています。
カプコンは大幅続伸
推奨銘柄について、日立造<7004>は当面の利益確定売りに上げ一服となりましたが、三櫻工<6584>が新値追い、前日に追撃買いを入れたカプコン<9697>は大幅に続伸し、ダイセキ<9793>や近鉄エクス<9375>も底堅く推移しました。月末に向けて配当や株式分割権利取りの買いが下値を支えると見ていますが、まだETF買い入れ方針変更の余韻が残っているイメージで、指数が落ち着くまでは慎重に対処する考えです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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