手持ち整理進め3月決算に備える【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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国内感染警戒し反落

14日の東証市場は反落しました。日経平均は130円安です。手がかり材料難のなか新型コロナの国内感染拡大が警戒され、前日の上昇の反動もあって売りが優勢になりました。朝方に発表された2月機械受注が前月比8.5%減と市場予想の2.5%増に反して大幅に減少したことや、108円台後半まで円高が進んだことも重しになり、大引けにかけやや下げ幅を広げています。

ポジション調整売りが上値抑える

米ハイテク株高を受け半導体や電子部品株は買われましたが、景気敏感株を中心に売りが広がりました。東証1部の値下がり銘柄数は1376と6割強程度ながら、業種別では33業種中28業種が下落しています。下値は買い直されるものの、月末から始まる3月期決算発表を前ににしたポジション調整売りが上値を抑えており、上値の重い状況が続きました。

田中化研やカプコンを利益確定

高値圏にある銘柄を中心に一旦手持ちを整理する方向で動いており、きょうは田中化研<4080>やDmMiX<7354>、カプコン<9697>の利益を確定する一方、NexTone<7094>の損失を確定しました。ここまでの決算への反応について、事前に好業績が観測されていた銘柄は当面の出尽し感から売られる一方、予想を上回る好業績を発表した銘柄については継続して上昇するケースも少なくありません。売買の判断は決算内容と株価の反応を見てからでも遅くなく、引き続き利益と損失を相殺しながら整理を進め、3月期決算発表に備えたいと思います。

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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