全般落ち着きを待つ【正直じいさんの株で大判小判】

買戻し先行も続落

１２日午前の東京市場は続落、日経平均は１６９円安です。前日の急落の反動で朝方は買戻しが先行しましたが、米長期金利上昇への警戒感は根強く、一巡後は売りに傾きました。米株市場では景気敏感株にも売りが波及しダウが５００ドル近い下げとなったことで、前日まで相場を下支えしていた鉄鋼株も売られています。マザーズ指数も同様に朝高のあとは下げに転じ、下げ渋りはしているものの、戻りは限られました。

好決算発表銘柄も軟調

きょうも推奨銘柄のほとんどが軟調で好決算発表のスクリーン<7735>は朝高のあと下げに転じ、フルヤ金<7826>は当面の出尽くし感から一時ストップ安まで売られました。前日のショック安が冷めやらず、神経質な展開が続いており、売買の判断は全般の落ち着きを待ってからにしたいと思います。

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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