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反発も薄商いに上値重い
２９日午前の東京市場は反発、日経平均は１０５円高です。ＦＯＭＣでは金融政策に変更はなく無難に通過したことから、前日の米株市場でナスダック指数が切り返し、半導体など値がさハイテク株を中心に買戻しが優勢になりました。上海株や香港株が堅調に推移していることもフォローです。ただ薄商いに上値の重い状況に変わりはなく、買い一巡後は伸び悩みました。
好決算期待の先回りは裏目の可能性
決算への反応については、引き続き事前の期待が大きい銘柄が内容が良くても売られるケースが目立っています。アドバンテストは通期上方修正でコンセンサスを上回り、併せて自社株買いを発表したこともあり大幅高に買われましたが、エムスリーは１Ｑ営業益２．２倍ながら織り込み済みとして続落しました。好決算期待銘柄の先回り買いは裏目に出る可能性が高く、栗田工<6370>と村田製<6981>、レノバ<9519>の損益を確定しました。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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