当面の底入れ銘柄狙う【正直じいさんの株で大判小判】

スピード調整も３万円維持

前週の東京市場は立ち合いが３日しかなく様子見ムードが強いなか、８月末からの急ピッチの上昇に対するスピード調整になりました。値の荒い展開で日経平均は週初に６６０円安で始まり翌日は２００円安、ただ、休日明けの週末は６０９円高で週間では２５１円安にとどり、３万円大台を回復しています。中国不動産大手のデフォルト懸念がひとまず後退、ＦＯＭＣを無事通過し米国株が大幅に上昇したことから幅広く買い戻されました。中国金融リスクはくすぶるものの、新政権の政策と配当再投資への期待が下値を支え、週明けは堅調な展開が続くでしょう。米国株は年内テーパリングを織り込み大幅に上昇しています。

ダイセキ、ダイセキＳが新値追い

推奨銘柄ではダイセキ<9793>、ダイセキＳ<1712>の親会社、子会社が揃って新値追い、全個体電池で材料が出た日本電解<5759>やＨＯＹＡ<7741>も堅調でした。全般売り一巡感が強まったことから、当面の底入れから出直る銘柄を狙う方針です。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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