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朝高のあと下げに転じ大幅続落
週明け4日午前の東京市場は大幅に6日続落、日経平均273円安です。前週末の急落の反動と米メルクが開発中の新型コロナウイルス治療薬への期待感から米国株式が上昇した流れを引継ぎ買いが先行しました。ただ、朝方に270円超に上昇したあとは買いが続かず、先物売りを交えて下げに転じています。時間外の米株価指数先物安に加え、中国恒大集団と傘下企業の株取引が一時停止され、ハンセン指数が急落したことが重しになり、一時390円超に下げ幅を広げる値の荒い展開になりました。
場味悪く手を出せず
日経平均は6日間で1750円下落しており、短期的な突っ込み警戒感が強く意識されますが、朝高のあと売り直される場味の悪さから手が出せません。自律反発のタイミングが近いと見ており、海運や半導体など直近高値銘柄の切り返しを狙う方針ですが、今少し様子を見守りたいと思います。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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