海外勢の関心薄く【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NY急落も東京市場は買戻し

昨日の東京株式市場は5日ぶりに反発しました。NY市場では10月の消費者物価指数が前年同月比6.2%の伸びとなり、市場予想を大きく上回って30年ぶりの高水準になったことから株価は急落しました。しかし、東京市場は4日続落してきたことや、米10年債利回りが落ち着いていることから買い戻されました。

ドル円ひとまず落ち着く

為替市場で円安が進行したことも材料視したものと思われます。ドル円は先日もお伝えしましたが、一目均衡表の転換線が下値支持線として機能しました。そして転換線を回復し、5週線上に出てきました。ひとまず114円近辺で落ち着きそうな動きです。

25日線下値支持しSQ値巡る攻防へ

日経平均は一時2万9040円安値までありましたが、節目の2万9000円と2万8940円に上昇してきた25日線が下値支持線として意識されているようです。本日はオプションSQですので、ここで需給はフラットになります。SQ値を巡っての攻防へと移ります。

先物の手口に指数大きな影響受ける

昨日の引け後に投資部門別売買状況が発表されました。それによると11月1週目の海外投資家は現物株を1453円買い越し、先物は1044億円売り越していました。金額的に小さなものであり、日本株への関心が薄れているようです。そのためヘッジファンドなどの先物の手口によって指数が大きな影響を受けているようです。今週は売買代金が日々3兆円を割り込んでおり、決算発表の通過を待っているということでしょうか。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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