半導体の出遅れと周辺に動き【正直じいさんの株で大判小判】

売り一巡後下げ渋り小幅続伸

週明け２２日の東京市場は小幅に続伸しました。日経平均は２８円高です。欧州での新型コロナ感染再拡大を警戒して欧州株が軒並み安、米国株もダウが大幅安になった流れを引き継ぎ、朝方は２００円超下落しました。ただ、売り一巡後は時間外の米株価指数先物高もあって下げ渋り、後場に入ると上昇に転じています。上値も重く大引けにかけ揉み合いましたが底堅さは意識されました。

様子見に膠着した展開続く

新型コロナ感染再拡大は気になるものの、米長期金利が落ち着き、原油価格上昇にも一服していることから下値を売り込む状況ではなかったのでしょう。日経平均は買戻しに２万９５００円で下値を固めるかたちになりました。休日明け２４日夜にはＦＯＭＣ議事要旨の発表、２５日は感謝祭で米国市場が休場になることから、様子見に上値は重いものの、下値も堅い膠着した展開が続きそうです。

プラズマが後場一段高

推奨銘柄も半導体関連の出遅れと周辺銘柄に荷動きが出ており、前場に追撃買いを入れたプラズマ<6668>が後場一段高、オキサイド<6521>やＪＭＤＣ<4483>も堅調で、後場はメルカリ<4385>に追撃買いを入れました。引き続きチェックした半導体に関連する好決算銘柄を中心に過熱感なく上値を志向してくる銘柄を狙う考えです。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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