大幅反発し高値圏で引ける
大発会4日の東京市場は3営業日ぶに大幅反発しました。日経平均は510円高です。年明けの米株市場で主要3指数が揃って上昇した流れを引継ぎ買いが優勢でした。高寄りのあとも先物買いを交えて上げ幅を広げ、後場一段高できょうの高値圏で引けています。トヨタが上場来高値を更新するなど、主力株を中心に買いが広がり、東証1部売買代金は概算で2兆7598億円に膨らみました。
当面3万円目指す動きを期待
先物主導の上昇ながら日経平均は上値のフシになっていいた75日線を上抜いており、先高感が高まる状況です。上値では戻り待ちの売りや利食い売りが出てきそうですが、当面3万円を目指す動きが期待できるでしょう。一方で大型株シフトが進んだことでマザーズ指数が続落しており、新興銘柄は軟調でした。ただ、前年末相場の打ち返しで急落が目立っている直近IPOには成長性が高く好業績で割安な銘柄が多く、リバウンドの狙いのチャンスと見ています。
日本電解と芝浦メカが最高値
推奨銘柄ではレーザーテック<6920>は利益確定売りに伸び悩みましたが、日本電解<5759>と芝浦メカ<6590>が前年末に続いて最高値更新と上々のスタート切りました。前場は一段高志向を鮮明にしてきたプラズマ<6668>と三井ハイ<6966>、フルヤ金<7826>、後場は田中化研<4080>を買い直しています。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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