国を守るための強い力【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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人として許されない

懸念していたロシアによるウクライナへの軍事侵攻が現実化した。NATOへの牽制などロシアの攻撃理由ははどうあれ多くの罪のない一般人が殺される現状は人として許されないことだ。

即効性のない経済制裁

これまで、朝ドラや映画で第2次世界大戦中の空襲などが描かれているのを見るたびに、「過去の話で現代ではあり得ないこと」と思いながら多くの人が観ていたのではないだろうか。ロシア軍からの攻撃にウクライナ軍は防戦しているものの、欧米諸国は即効性のない経済制裁でしか支援することができない。

弱い人は強い人に喧嘩を売るな

そのようななかで、ウクライナ侵攻を巡り、中国の総領事が「弱い人は強い人に喧嘩を売るな」などとSNSしたことも気になった。恐らく「弱い人」は日本や台湾を指しているのだと思うが、尖閣や北方領土から攻められても米国は助けてはくれないから、領土を黙って明け渡せ、と聞こえてしまう。

自国を守る力

これから改めて論議しなくてはならないのは自国を守る力だろう。戦争を放棄したから軍を持たないのは馬鹿げている。国を守るための強い力が必要だろう。

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