高配当銘柄をつなぎ売り【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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利益確定売りに10日ぶり反落

週明け28日の東京市場は10日売りに反落しました。日経平均は205円安です。前週末の米株式市場ではダウは上昇したもののナスダックが安く、ハイテク・グロース株を中心に利益確定売りが優勢で、一時340円近くに下げ幅を広げました。売り一巡後は日銀が国債を特定の利回りで無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)を通知したことで、先物に買いが入り下げ渋りましたが、上値は重く大引けにかけ弱含んでいます。

様子見ムードが強まりやすく値固め

一部で配当や株主優待など駆け込み的な権利取りの動きはあったものの、海運は軟調で前週末まで上値を追っていた資源関連にも急落する銘柄が目立ちました。あすは3月権利取り最終日ですが、30日の落ち日には指数を230円程度の押し下げます。海外スケジュールでは30日まではロシアとウクライナの停戦協議、4月1日には米3月雇用統計発表が控えていることから様子見ムードが強まりやすく、当面は連騰が止まった後の値固めになるでしょう。

配当含めて利益確保する方針

米グロース株売りの流れを受け、マザーズ指数が急落しており、中小型株を中心に推奨銘柄も冴えない動きでした。高値圏にある高配当銘柄は権利落ち後の値動きを確認しながら、配当を含めて利益を確保する方針で、前週末の海運株に続いて、きょうは大平洋金<5541>や住友鉱山<5713>など資源関連を中心に高配当銘柄につなぎ売りを入れました。

花咲 翁

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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